心療内科の診療報酬点数
今日は心療内科への受診日でした。安定剤を飲むと眠くなると話したところ、今日から安定剤の処方はなくなりました。
で、改めて医療費明細書を見ると、通院精神療法(30分未満の場合)(1回につき)が330点も取られてました!1点10円なので3300円もするの?!今日はというか、ほぼ毎回10分くらいで診療を終えてるので、1/3の時間で残りの2200円丸儲け…何なら丁寧に相談にのってくれる皮膚科より、診断料金は2倍かかっている…
心療内科はなかなかアコギな商売だなと思いました。特別な設備投資が無くても運営できそうですし、さらに精神疾患に対する認識も広まったことで受診する患者数も増えているようだし、とんだ商売でございます。
まだ暫くは通わなければならないので我慢しますが、二度とかかりたくないですね。
今
田中です。今朝は途中で目が覚めてしまい、久々に睡眠不足を感じています。
そういえば、休職前はアラームが鳴る1時間前には必ず目が覚めてしまい、それにもストレスを感じていました。しかも平日のみに限ってです。休職してからも同時刻にアラーム設定はしているものの、途中で目が覚めることはぴたりと無くなりました。仕事に対して相当なストレスを抱えていたのでしょうね。
昨日は高校野球を観戦してきました。野球のプレーそのものも好きなのですが、吹奏楽の応援を聞くのも非常に好きなのです。私は元吹奏楽部でして、現地で観戦となるとついついそちらの方に目が行ってしまいました。一生懸命チームを応援する学生さんたちを見て、今この瞬間に集中し力を注いでいる姿に感動を覚え泣きそうになってしまいました。
今に集中して、今できることからやってみる。私も頑張ろうと思いました。
評価
田中です。ブログを始めてから3日経ちました。習慣化しつつあります。
昨日から寒の戻りだそうで。「暖かくなってきましたね~」なんて書いてたけど全然そんなことなかったです(笑)
昨日は同じ趣味の活動をしている先輩と食事に行ったのですが、私の動きが非常に良くなったとお褒めの言葉をいただきました。自分でも言うのも難ですが自覚があったので、周りからもそれを認められて評価されるということは自信に繋がるのだなと感じつつ、ニヤニヤしながら喜びを噛みしめました。
反対に、自分では全くできていないと思っていた点を周りから評価されることもあります。最近では仕事がそうだったのですが、ケアレスミスが多くなったことで自分は何て仕事のできないやつなんだろうと責めては落ち込んでいました。休職についての話し合いで上司にそのことを伝えたところ、「ミスが多いとは全く思わなかったし、むしろ仕事が早くて色んなことに気が付いてくれて助かっている。あなたの言う小さなミスはミスの内に入らない。私でもそんな些細なミスはしているし気にし過ぎだ。」と言われました。上司からの意外な返答に驚きましたが、私の頑張りを評価してもらえていたことは非常に嬉しかったですし、自分は完璧さを追求しすぎる節があるのだと初めて自覚しました。そして、自分自身の頑張りを全く評価できていなかったことを反省しました。
ケアレスミスに関しては単純に仕事量が増えたことと、定時を意識する余り「早く仕事を終わらせなければ」と自分を追い込んでいたことが起因していたと思います。ダラダラ仕事をすると効率が落ちるので定時退社をしたい性分なのですが、そこまで定時にこだわる必要性も無かったのでは?と今では思います。「~しなければならない」という思考がいつの間にか定着して、私自信を苦しめていたのだと思います。
一歩引いて自分を俯瞰するだけで、こんなにも冷静に自分を見つめ直せるし違う物の見方をできるものなんですね。人間っておもしろいなと思ったのでした。
「うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち」の感想文のような何か
田中です。
暖かくなって来て気持ちがいいですね。春は好きな季節です。
ところで、先日「うつヌケ」を購入しました。
幼少期から手塚治虫作品に触れて来ていた私。初めて田中圭一先生の作品を読んだ時は衝撃を受けました。
「手塚治虫の絵ですごいゲスい」
手塚治虫のエログロ要素だけを抽出し、さらに低俗化した下品な*1パロディでめちゃくちゃ笑いました。手塚プロダクションから怒られないのかな、と思ってたら案の定怒られてました。
さて、そんな田中先生の本作、発売時に店頭で立ち読みをしたことがあります。
「へぇ~この人うつだったんだ。えっ、この人も?」
うつは誰でもかかるものなんだと、立ち読みしながらぼんやりと思った記憶があります。その数年後、私もうつになったわけですが。
この本を読んで気づいたのは、うつヌケした人たち=うつになった人たちは、自分と似たような境遇や思考の仕方の人が見受けられたことでした。
幼少期のトラウマ、ストレス。自分の本心に蓋をしていたというのは、大いに当てはまりました。後半辺りから泣きながら読んでいました。実際、この本を読んでから、幼少期の出来事を何個も思い出しました。しかも、今まで思い出したこともなかったような些細なことまでもです。
そのような、過去に蓋をしてきた自分の本心に気づき、そしてそれを認め自分の気持ちを開放したことで、幾分気持ちがスッキリとしたように思えます。
心療内科での診断から1週間くらいは、「自分は本当にうつなのか?誤診ではないのか?」と非常に懐疑的でしたが、この本にあった“うつの入口”は、まさに私の症状そのものでした。自分の現状を受け入れる段階に来れたのは、この本で様々な事例を読み、事例として挙げられた人たちと自分との類似点から、客観的に自分を見つめ直せたおかげです。
また、″うつヌケ”した人たちがどうやってトンネルから抜けたのか、それについて知れることは非常に為になりましたし、何より前向きな気持ちになれました。
自分の気持ちと向き合うことはとてもしんどい。でも、本心に対して素直になることで、余計なストレスを抱え込まなくなるし、生き辛さから解放されるのだと思います。
「これをしたら、周りに引かれるのではないか」と、本心を抑え込み行動することを躊躇いがちです。
でも、同じ行動を別の人がしたらどうだろうか。ここで、視点を変えると、誰かがその行動をしても私はその人に対して引きません。寧ろ面白いと思うかもしれません。
他人のことは冷静に見れるのに、自分のこととなると迷宮入りしてしまう思考の癖に気づきました。
まずは思考の仕方を少しずつ変える意識を持って、私も“うつヌケ”したいと思います。
*1:褒めてます。田中先生好きです。
気持ちの移り変わり
「うつ状態」により休職中の田中です。
病院で診断されてから2週間経ちましたが、良くも悪くも気持ちの変化が見られます。
良い面
- 気持ちの落ち込みが減った、限定的なものになった
- 趣味に活発に取り組み楽しめている
- 仕事によるストレスがゼロ!!!
1ヶ月以上気分が沈んでいましたが、休みを取ることでいつの間にか継続的に落ち込むことは無くなりました。何らかの反応に対しては、やはり落ち込むことはあります。
趣味を楽しめているのは、大きな変化だと思います。
ここでも人と比べて自分のできなさを責めていましたが、今は「自分の得意なものを伸ばしていこう」「これが自分のスタイル!」と前向きに新しいことに取り組んでいます。
そして、周りから評価されるとやっぱり嬉しいですね~。「今日キレキレやん!」とか最高の褒め言葉!
仕事を休むと決めて本当に良かったです。
悪い面
- ちょっとした失敗でも過剰に反応する
- 自責しまくる
- 人目を気にし過ぎている(という自分に気づけたのは良い面)
例えば、着替えている人の返事を待たずに更衣室を開けてしまったとか。もちろんノックはしたけど、お相手はびっくりされてました。申し訳ない。
その後異様なくらい自分を責め立てます。「またあんなことして迷惑をかけた。嫌われるのではないか。XXさんは引いてたと思う。etc」
考えれば考えるほど、気分が悪くなり急に泣き出しそうになりながらも、深呼吸をして無理やり心を落ち着かせました。前はこんな状況になったこと無いので驚きました。
私の行動によって他者がどういう感情や解釈を持ったかなんて、わかるわけありませんがな。
比較的すぐに「そこまで気にすることない」という結論が出せたものの、認知が歪んでいるなぁと感じました。
人目を気にし過ぎているのも、前からそうですが、「うつ状態」を経た今さらに強まっているような気がします。
根本的に、こういうマイナス思考を直さないといけないと感じた出来事でした。自分と向き合うのってしんどいけど、気づきを得てプラスになってるのがわかる点は救われますね。
うつ状態の観察
こんにちは。田中です。
「うつ状態」により現在休職中です。
休職中っていうのは暇なもので、やることがないんですよね。仕事は最高の暇つぶしだな~と思う今日この頃です。
そんな訳でブログを書くのを日課にしてみたわけです。
さて、タイトルにもある通り、うつ状態に至るまでを振り返ってみます。
原因追及に問題解決の糸口はあり!主な出来事を挙げてみようではないか。
【出来事】2018年12月:
①仕事量が増える
それまで3種類掛け持ちしてた仕事に、さらにドン!新しい仕事やってみよ~?てことで増やされました。
優秀なパート様が辞めましてね。さっさと社員に上げればよかったのに、うちの社長はアホ。
②会社が繁忙期に入る
優秀な戦士を喪失した状態で繁忙期突入です。目の前に漆黒の闇が広がりましたね。
③失恋
まさかの!ここにきて!追い打ちをかけるかの如く!この私をフルのかあああああああぁああああ!正気か!!??いけると思ったからいったんやで!!??
丸1週間くらいで吹っ切れたけど、これも関係あるんですかね。
【出来事】2019年1月:
①ケアレスミスの頻発
もちろん、ケアレスミスは以前からありました。人間だもの。
でもね、ミスをしたという事実に異様なくらい落ち込みはじめます。
「こんなしょうもないミスするとか、どう考えても仕事量パンパンだわ。もう無理」
「また忘れてた。やばいな短期記憶が失われてる。はぁ・・・」
②仕事が忙しい
繁忙期ですから、人手も足りてませんから、仕事量も増えてますから、それはそれは忙しいです。それでも私は定時には上がりたくて、それを目指して仕事こなすから、周りからちゃんと回せてるし大丈夫なように見えるんですよね。
③転職活動の継続
秋くらいから良い求人があれば応募してました。あの秋に受けた筆記が通っていれば今頃は・・・バカはホンマ辛い。
【出来事】2019年2月:
①気分の落ち込みが激しい
見えてきましたね、うつ病の入口が。
この辺りから気分がめちゃくちゃ落ち込んでました。疲れかな?とは思いつつも気分がのらないことってあるし、そんな気にしてなかったです。
ただ、最近できた友達と会う時にテンション低くて申し訳なかったな。
②食欲が落ちる
普段は人一倍食べます。家系ラーメン脂増し+ライスとか好き。
自炊も毎週してたけど、徐々にしなくなりました。気力が無いから冷蔵庫もほぼ空。何も無いから食べなくていっか。そんな感じ。
③朝早く目覚める
朝7時のアラームより先に、必ず目が覚めます。しかも1時間前とかザラ。
二度寝しようにも、ようやくウトウトしてきたかな~てくらいでアラームが鳴り響きます。早めに就寝しても同じ。今度は2時間前とかに目が覚めます。無間地獄。
④転職活動がうまくいかない
活動すれど、結果出ず。
今回短期間での転職なので、厳しいのは重々承知している。が、認識が甘かったかもしれない。そもそも気分が落ち込んでる時に、明るくハキハキとお話できませんよね。
「短期間での転職に至った理由は多々あれど、応募者が長期に渡って就業できるイメージが持てない」と言ったZ社。潰れろ。
過去に選考を途中辞退した企業を思い出し、先に内定の出た今の会社ではなく、なぜそっちを受けなかったのか後悔し自分を責める。
この辺から、「あ、自分頭おかしなってるな」と自覚してきました。
【出来事】2019年3月:
①感情が爆発
急に過去の嫌な思い出、特に今の会社に入る前の転職活動についての後悔から、自責の念が強くなります。
「過去のすんだことに目を向けても仕方がない、今やるべきことをやるべき」
頭ではわかっていても後悔、自責、未来への不安に押し潰され号泣。
ネットでうつ病についてサーチし、自己診断んもしてみる。吐き気、食欲減退、頭痛、落ち込みが少なくとも1ヶ月以上は続いていたため、心療内科への受診を決意。
「ここまで落ちたか・・・」と自分をさらに責め立て、半泣きで心療内科の予約を取りました。
②休職を決意
心療内科を受診。医師から何を聞かれるのか不安で不安で仕方がない。
仕事の内容が入社前と実務とで大いに異なること、負荷が大きいこと、落ち込み、吐き気、食欲減退などの症状を伝えると、
「うつ病なので仕事を休みましょう。」
医師の「うつ病」という診断に内心ほっとしつつも、漠然とした不安を抑えきれません。胃薬と安定剤の処方が始まりました。
そして即休職。現在に至ります。
考えられる原因
- キャパオーバー
→仕事を4つ抱えて定時内に終わらせる日常+転職活動に向けた資料作成・対策
そりゃ、うつになるわ。あれもこれもって、マルチタスクすぎて頭パンパン。
- ストレス
→キャパオーバーから来る仕事のミス。転職面接で頭が回らず論理的に回答できない。
本来の担当業務とは違う、希望すらしていない3つの仕事に対するストレス。
なんで私がするのか。なんでこの仕事をしてるのか。元々の担当業務なんだっけ。
毎日毎日悶々と、そんなことを考えながら仕事してたら頭おかしくなります。
- 過剰なまでの自責
→仕事、プライベートでの些細なミス、面接での失敗による自責。
「またこんなしょうもないミスを」「質問にうまく答えられなかった」「回答間違えた」
「同僚のXXさんは同じくらい仕事量があるのに回せている」「自分は劣っている」
対策
今の職場は、どっちみち辞めるでしょう。まず休んでから、焦らず転職活動を続けます。
マイナスな物の見方をして自分を責めているので、思考を変えるべく認知行動療法を行いたいと思います。
あと、失敗しても自責ではなく、あくまで反省をすること。
幸いにも好きな趣味はあるし、友人もいるので、行きたいお誘いにはのって日々を楽しみたいと思います。
今回ここに書くことで、思考が整理され頭がスッキリしました!
ブログなり何なり、書くことは続けようと思います。